「ほめる」と「勇気づけ」の違い
アドラー心理学には、「ほめるのではなく、勇気づけ」という考えがあります。
親の思い通りの子どもに育てようとして「ほめて育てる」のではなく、お互いが相互尊重しあえるような関係を作り、言葉をかけていくことに重点をおきます。
たとえば、子どもがテストで100点をとったとき、どのような言葉かけますか?
「えらいね」
「よくやったね」
「さすが」
このような言葉をかけられた子どもはその時は喜んでくれます。
しかしこれを続けていくと、
また、ほめてもらうことが当たり前になり、
そして、このようにほめるという行為は、親が上位に立ち、
子どもの行動を観察し、困難が起きたときにこそ行うべきなのがこの「勇気づけ」です。
子どもがテストで65点をとったとき、こんな風に「勇気づけ」してあげてください。
「夜遅くまで勉強していたね」
「諦めないで頑張っていたね」
「わからない所を何度も繰り返し解いていたね」
できたできないより、どのような過程をたどったのかに焦点をあてていますね。
このような勇気づけの言葉をかけることで、子どもは自分に自信を持てるようになります。
アドラー心理学では、「親も子どももみな平等」というアドラーの考えに基づいています。
子ども達は、褒め言葉でコントロールされなくても、自分の意志で物事に取り組もうとする力をもっています。アドラー心理学では子どもを一人の人間としてみるので、相互尊重、相互理解がしやすくなり、子どもを自立へと導くことができます。
アドラー心理学体験型講座
ELM(エルム)勇気づけコミュニケーションプログラム
ELM勇気づけレッスンは、円滑な対人関係構築に有効な「勇気づけ(困難を克服する活力)」を短時間のワークを通して学べる画期的な講座です。
体験学習重視の内容
①リーダーのガイドに沿ってやってみる『DO』
②振り返ってみる 『LOOK』
③考えてみる『THINK』
この学習でポイントとなるのが「シェアリング」と「フィードバック」です。
「シェアリング」と「フィードバック」
「シェアリング」とは、気づいたことや感じたこと、考えたことを参加者同士で話し合い、悩んでいるのは自分だけではない事やその人独自の考え方を知る機会になります。
「フィードバック」とは、相手が気づいていない、もしくは気づいていながらも前に進めていない側面について意見として語り合います。ただ意見をするのではなく、信頼関係のもと、お互いのさらなる成長を願って行うという前提を持って意見を伝えます。信頼関係と成長を願う思いがなければ、受け取る側にネガティブな感情が芽生えてしまいますからね。
「シェアリング」と「フィードバック」の2つの行動は、頭では理解していても、実際にやってみると、自分自身の思考のクセなどが邪魔をして、うまく機能しなかったりする事が多々あります。
だからこそ、体験学習を通じて、客観的な視点を取り入れつつ、習得する必要があるのです。
息子二人を育てた保育士歴35年以上の大久保庸子が講師をつとめます。
保育士歴35年以上の保育士が勇気づけ勉強会を対面/オンラインで開催いたします。数多くの失敗談とともに、子どもとの信頼関係づくりのポイントもしっかりお伝えいたします。
イヤイヤ期、反抗期、思春期でも諦める事はありません。勇気づけを学び、お子さんとの信頼関係をづくりをお手伝いいたします。
単発の講座です!お気軽にアドラー心理学を体験できます
★アドラー心理学
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日程 リクエスト開催
会場 対面 ことばのアトリエ 西武多摩湖線一橋学園駅周辺 自宅セミナールーム / オンライン
会費 3,300円
税込
アドラー心理学に基づく勇気づけセミナー ELM勉強会
ELM(Encouraging Leader’s Manual)勇気づけ勉強会は
アドラー心理学をベースに開発された勇気づけの体験学習型講座。
全12章から成り立ち、1章30分から45分で学びます。
ご都合がよいお日にちからお選びください。
日程 4月23日 5月21日 6月25日 7月30日 日曜日
時間 9:30~11:30
会場 オンラインZOOM
受講料 30,000円 税込
◆日にちや時間が合わない方はご相談ください
◆初日に全員で日程調整を行います
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